銀河丸は本日9時に神戸空港沖M-1錨地に投錨しました。


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閑話休題。

昨日の夜の16-20直明け、太平洋が素晴らしいプレゼントを僕らにくれました。



一見ただの真っ暗闇のようにみえますが、たま～に光の筋のような物が流れてゆきます。
海面を撮影した動画ですが、もちろん周りは真っ暗闇で、銀河丸も灯火管制をしているため照らされているわけでもない。
実はこれ、夜光虫という発光プランクトンなんです。
夜光虫は特徴として、何らかの物理的な刺激を与えられたら発光する性質があるため、銀河丸が船首で海を突っ切って発生する波により発光しています。

あまりに暗すぎたため写真に収められなかったのですが、木甲板から船尾を見るとスクリューでかき回されて発光した夜光虫がほんのり光りながら航跡を残していて、そして空には満天の星空。海と空に2本の天の川が見えてとても綺麗でした。
もし船員として就職して毎日こんな景色ばかり見てると、ある日突然仕事をやめて詩人にでもなっちゃうかもしれません（笑）

ちなみに朝の4-8直でも、洲本沖付近で同じく神戸沖に仮泊する僚船の日本丸を追い抜きました。
お互い国際信号旗UWとUW1を揚げてデッキに整列して帽を振るなんてフレンドリーなシーンは練習船ならではです。
もちろん当直中だったためカメラが手元になく、写真は収められませんでしたが（涙）
せんちょー、がぞーくださーい。

ヨンパーはもっともヘビーなワッチですが、今回は一番ラッキーだったかも？